sh10
以前から良い映画だと話題になっていた「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」がNetflixに登場したので見てみました!




・ストーリー
ロサンゼルスのレストランで料理長を務めるカール、人気ブロガーの料理評論家の来店に自らの創作料理を出そうとするもオーナーからの許可がおりず、いつもの定番料理で挑むことに!評論家からは料理を酷評されてしまい、評論家に怒りを直接ぶつけ騒動になってしまう。事の顛末がSNSで拡散され世間で評判になってしまう。これが原因でレストランを辞めるが、世間で話題になってしまったのでどこのレストランでも雇ってもらうことができない状態に…。
行き場を失ったカールは元妻イネズの提案で故郷であるマイアミを訪れる。そこでカールはキューバサンドイッチの美味しさを知り、これをフードトラックで移動販売していくことを思いつく。マーティン、息子のパーシーを含めた三人でフードトラックの営業を開始、その噂はSNSで広まっていった。


・感想
いろんな騒動がおこるも、カールは自分に自身をもっていて、どんな状況にも負けないタフさがある。新しいチャレンジも恐れず、状況によって行先を変えられる柔軟さもあるので常に前向きな印象。

行き詰まったり悩んだりするシーンも当然でてくるんだが、ラテンミュージックやディスコサウンドなどがそれをダークサイドっぽく見せないし、先程のカールの気質があるので必要以上に落ち込まず終始ポジティブな雰囲気に包まれている。

離婚した家族との関係も良好で悲壮感みたいなものはない。前妻は会社経営っぽくて家はリッチそのもの。そしてキューバのラテンの血がパッとした明るさをもっている。

仕事のあてもなくなって、通常なら失望のどん底にいるはずだが周りに仲間がいることで救われている。元恋人に「人生を楽しんで」「少し休む必要がある」「場所を変える必要がある」「休んでいる間に父親としも過ごすべきだ」と言われる。大切な仲間がいれば、それだけで人生に救いがあるだろうし、自分では気づかなかったことに気づかせてくれるものだ。

元恋人も元妻もかならず、カールを元気づける。「あなたは素晴らしいシェフよ!」って。こういうプライドをそっと支えてくれるのもいい。なんだかんだで自信を失いそうな時ってのはプライドが傷ついているときだから。

話はかわるが、ロバートダウニーJrが登場するシーンがある。日本語吹き替えのロバートダウニーJrはアイアンマンと同じ声優さんなので、そのままアイアンマンを見てる感じになり、ここは別の意味で笑えたし、キャラのすっとぼけた感じとか本当にアイアンマンそっくりだったw

エンディングでも出てくるが、料理を作るのも本物のシェフに指南を受けていて、その所作も出来上がった料理も美しい。お腹が空いた深夜などに見るのは危険、食べたくなる!

TwitterとかVineとかも上手く取り入れてるので現代的な雰囲気も感じられる。Facebookじゃないのが個人的に好感w

この映画みていると、人生一緒に過ごしていくなら友人もパートナーも陽気な人がいいなって思える。辛いことも一緒に笑って乗り越えていくのが困難を開く扉かもしれないし、扉が開くことがなかったとしても心が軽くなる瞬間が必ず訪れる気がする。

現実はこんなに上手く行かないのは分かっているが、チャレンジしないことには何も始まらないという勇気もらえるすごい映画だと思う。すごいというか、直球のハッピーエンド映画がど真ん中にビシっと決まったような感じ。

カールの料理に対する信念に乾杯!
「料理からいろんな喜びをあたえてもらった」
「料理で人をちょっと幸せにできる」

公式サイト: http://chef-movie.jp