自来也

今日、NARUTOの自来也豪傑物語部分のDVDを見たんです。自来也の死際の言葉なんですが、なんか今の自分の心境に近い言葉があって、なんか書とめなきゃって感じで書いてます。特に細かい説明をするつもりはないのでメモ的に残しておきます。

忍びの人生とは、どうやって生きてきたかではなく死ぬまでに何をしたかでその価値が決まる。思い返せば、ワシの人生は失敗ばかりだった。綱手にフラレ続け、友を止めることもできず、弟子と師匠を守ることも出来なかった。

火影達が成した偉業に比べればワシのしてきたことは、とるに足らぬくだらぬことばかり。ワシも歴代火影達のように死にたかった。物語は最後の結びの出来で決る。失敗も一興。その試練が己を磨いてくれたと信じ生きて来た。その代わり今までの失敗をチャラにするような大きな偉業を成し遂げ立派な忍として死ぬその筈だった。

だがその結び、死に様がこれか…。大ガマ仙人はワシを変革者を導くものと予言した。忍の世界の安定と破壊に関わる大きな選択をするものと。

ここでペインを倒し暁を止め忍の世界を救う。結局その選択も失敗してしまった。情けないのう。これが自来也豪傑物語の結びだとはのう。くだらぬ物語だった…。

ナルト…思えばお前はあの小説の主人公どおりだ。ミナトとクシナの思い、願いをちゃんと受け取っていた。それなのにワシは…。まっすぐ自分の言葉は曲げない、そしてどんな時も諦めない。それがお前の忍道ならナルトよ、ワシはそのお前の師だ。弱音を吐くわけにはいかんのう。

なぜなら弟子の忍道は師匠譲りと相場は決っておる。なぁ、そうだろう?ナルト。諦めねぇ、それこそがワシの取るべき本当の選択だった。ナルト、予言の子は間違いなくお前だ。後は全て託すぞ。自来也豪傑物語、これでちったぁマシになったかのう。最終章・胃の中の蛙、大海で散るの巻か…






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